清流苑に関わる人々                       

1.清流苑のHPを作製協力にあたり                製作協力者(ビジネス・サポート)

 @出会い
 コンピュータ関連の会社を設立して間もない時期に、縁あって清流苑HP作製協力の話を頂きました。介護に携わる事など全くなかった私の為に、清流苑の施設長が清流苑の目標について色々と話をしてくださいました。私にとって老人ホームとは、現代の姥捨て山的感覚があり牧野施設長の言う事が嘘のように聞こえる場面が多かった。当然、こんな状態で話を聞いている私を施設長は、仕事欲しさに相槌を打ってるお調子者と思ったに違いない。一通りお互いに話を終え、私は「施設長に言われる事が正直に言って納得できない私は、仕事を請ける事が出来ないので時間をください。」と思わず言ってしまった。この言葉に対し、施設長から「お前は時間を使って何をやるんだ?」との問いかけをされ、「他の施設を見学に行って、現場を見てから判断させてください」と回答し施設長より了承して頂いた。これが、初めて清流苑の施設長との出会いでした。
 翌日から見学するポイントを整理し、インフルエンザの予防接種を受け、他施設の見学の準備をした。そして他の施設へ見学に行った。他施設で見学している時に見受けられた光景を少々紹介します。時間は11時頃、ホールに訪問販売の売店が開設され入所されている方が購入をためらっているような雰囲気が漂っていた(なぜ?年金生活で辛抱し、面会に来る孫にお金あげる為に100円のお菓子を我慢して貯金しているの?など様々な事を考えていた)中、一人の老婆が、パンを購入し部屋に戻ろうとしていた。その姿を見た職員が「そんなの今食ったら、昼ご飯食べねべ、食ったて駄目だど」とかなり強い口調で、老婆を叱る職員、それを当然の事のように見ている多くの職員の姿があった。この様子を見て私が思った事は、施設に入り楽しみが無いのだから、それ位自由にしてあげれば!お昼食べられるように少量を食すよう促せば問題は無いのでは!施設から出る機会が少ない入所者の些細な楽しみを奪う必用は無いのでは!介護に携わった事の無い私は、このように考えたのでした。このな事を考えている最中に頭の中に清流苑の施設長の顔が浮かんで来ると同時に先日の会話の内容が蘇ってきました。2施設目の見学でも、考えさせられる場面がありました。3施設目も同じでした。決して悪い所を探す為に見学させて頂いた訳では無いにも関わらず、そこは、私が当初持っていた施設に対する概念そのもの的な場面が多く存在していたのです。
 この見学を経験し、「施設長に言われる事が正直に言って納得できない」と言った私が、介護にいかに無知であったかを痛感しました。この経験から清流苑施設長に電話で、失言をお詫びすると供に、弊社に協力させて頂けないかを打診しました。その結果、お付き合いをさせて頂くきっかけを頂ました。
 つづく

 AHPを公開するにあたり(6月22日掲載)
 先のような経緯があり、清流苑のホームページ公開に微力ながら強力させて頂く事ができるようになったのですが、福祉に関して無知な私が出来る事は、ほとんどありません。その時、端的に出来る事は、清流苑の見学そして、素人から見た意見や感想を形にする(ホームページ)しか思い浮かびませんでした。タイミング良く「餅つき大会」が開催されるとの話を聞き、早速、見学をしに行きました。餅つきと言えば、皆さんはどのような雰囲気を思い浮かべますか?大きな掛け声で餅を搗く賑やかな場面を創造すると思います。しかし、老人ホームで行われる餅つきは、介護度の高い入所者が多い中で行われる為に、思い浮かべた雰囲気とは全く違う、静かさを伴った、餅つきでした。その中で、職員の方がハッピを着て「ヨイショ」と声を張り上げて餅を搗いていました。入所されている方の中には、不自由な体でも動く所を使い、掛け声に合わせるかのように体を動かしている方がいらっしゃいました。また、反対に、このような催し物が嫌いな方もいるようで、早々に部屋に戻ってしまう方など様々な方が居る中で、その人にあった対応をする職員の姿を見て、牧野施設長の「年取ってまで、我慢ばかりする必用は無い。今まで、頑張って我慢ばかりして生きて来たのだから、せめて清流苑では自由に我侭にして欲しい」と言った言葉が浮かびあがりました。浮かび上がると同時に、介護とは奥の深い仕事だなと改めて感じました。我侭な生活ができる清流苑の生活状況を少しでも、皆さんから知って頂きたいと思い、ながら製作したHPです。いかに・・・・といったHPより、内容がしっかりしたHPである事を目指している清流苑の職員の方を微力ながらサポートして行きたいと考えながら強力をさせて頂いております。強力する為には、福祉について独学&教えて頂くと言う姿勢を常に持つ事が必用と自分自身に言い聞かせています。乱文をお読みくださり、ありがとうございます。

 Bその後(7月27日掲載)
 老人福祉は奥が深いと思い知らされて続けています。表面的には、排泄介護や食事介助など様々なシーンが見受けられますが、一番大切なのは、心・精神状態の把握、そしてそれに伴った介護なのです。なんて簡単に書きましたが、介護士はある意味、精神医並でなければならないのではないか?と思う場合さえありました。家族ではない人の生活の世話をする訳ですから、その方の生活や基本的な考え方など様々な要因が複雑に絡み合い、様々な行動をとられるからです。そんな事を考えて時に、また老人福祉について考えさせられる事が起きました。
 問題行動が多く、複数の施設で入所を拒否された方がいて、県南ふくし会に短期入所の要望があり県南ふくし会では、この方を拒否せず受け入れたと牧野施設長より聞き、その経緯内容について聞く事ができましたので紹介します。
 まず、はじめに県南ふくし会とは、欣寿園(現 こもれびの杜)・サンサルビア・清流苑の経営母体です。従って、清流苑は県南ふくし会のグループになります。さて本題の受け入れについてですが、問題行動の多いとされる人を県南ふくし会で受け入れて、その後、清流苑でも短期入所で受け入れました。問題行動が多く、他の施設で拒否された人を受け入れる事により、入所者が迷惑を受けるなどが当然リスクとしてあるのでは無いか?なぜ受け入れるの?など老人介護に関する知識の無い私の考える事は浅はかな一般企業的な事ばかりです。受け入れた事自体が理解できない!と言うのが正直な気持ちでした。現在、空室がある訳でも無いし、無理して受け入れるより、断った方がリスクが無いのではないか?など様々な事を考えながら受け入れた経緯について話を聞きました。受け入れ自体は、行く先が無い方を放り投げるような行為は出来ないとの理由から受け入れを決断したようですが、受け入れ後の入所者とのコミニュケーションの取り方が、他の施設と違うのでしょう!全く問題行動と言われる行動を、その方は行わず、反対に施設内に溶け込んで2週間程度を過ごします。その後、清流苑に移設し、同じように問題無く生活し、「こんな良い事あったんだ!」「バイキングで食べ過ぎて太ってしまった!」などと話をしていたそうです。そのようにケアしたのかは、私が間違った解釈で記載してしまう恐れがある為、あえて記載は避けますが、ケアの方法によって、問題行動を起こしたり、しなかったりと人は置かれた環境によって様々に変る事がこの事例を持ってわかって頂ければありがたいと思います。
 冒頭に記載した、精神医並のような一面とは、このような例(極端な例)を聞いて感じました。老人福祉とは奥が深く簡単に理解できるのもでも無いし、また、マニュアルどおりに実施していれば良い物でもないと痛切に感じました。マニュアルや法的な規制や制限は最低限度の事であり、それを遵守しているから良いという事でも無いし、本を読んで解る物でも無い、実際に現場で長期に渡り、入所者より教えて頂いた事が本当の老人福祉なのでは無いだろうか?と浅はかながら考えさせて頂きました。福祉って本当にスゴく奥の深い物ですよね・・・・またま乱文にて申し訳ありません。